「己を知ること」とは・・・　　　　　　引用ですが・・・

自分の強み、弱みを知ること以上に、
自分のものの見方を知ることの方が大事。

つまり、自分の中に無意識に存在している価値観。

意識はしていないが、自分の中にあるパラダイム（ものの見方）。

そして、そのパラダイムのもっと奥深くにある本当の思い。

それが、本当の己であり、
それを理解することによって、パラダイム転換が起こり、

自分に対して心から信頼できるようになり、
自然と自分に無理せずに、相手を理解できるようになり、
結果、相手から自分を容易に理解していただけるようになるのです。

つまり、自分自身の思考のパターンというものがあり、
それに対して、自分自身はどう感じ、本当はどうありたいと思うのか？

それが本当の自分の価値観であり、本当の己であるということ。

つまり、本当はどういう自分でありたいのか？
それが己であるということ。

今の自分の思考パターンやパラタイムが、本当の己ではないということ。
己とは、心から願うありたい自分のこと。

そういった本当の価値観、深いレベルの目的がはっきりしている人は、
人を深く理解できるようになり、

結果、相手からも容易に理解されるようになる。

己を知るとは、言いかえれば、

現在の結果としての自分の長所短所を知ることよりも、
本当の思いをアウトプットし、自分の可能性を知ること。

夢を見ている人に、「現実を見なさい」という人がいますが、

その意味は、
「夢を諦めなさい」と言っているのではなく、
「どうすれば、その夢を実現できるかを考えなさい」と言っている。

簡単に言えば、「思いの明確化」と、「考えの明確化」ということ。

つまり、「己を知る」とは、

「可能性がないことを知りなさい」と言っているのではなく、
「どんな可能性があるかを見つけなさい」と言っているのです。